9月30日(金)、10月1日(土)、2日(日)の3日間、「備後福山秋の陣・日本酒まつり」が改装された福山城の天守前広場でおこなわれた。
今年は福山城築城400年の記念の年で、天守閣の北側には築城当時に施工されていた「鉄板貼り」が復活した。
その福山城の天守閣の前で日本酒を飲もう!というイベントだ。
そのイベントに集まった酒蔵は、備後地区を代表する4つの酒造会社。
「瑞冠」の山岡酒造さん(三次市)、「超群」の生熊酒造さん(庄原市東城町)、「神雷」の三輪酒造さん(神石高原町)、そして「天寶一」の天寶一さん(福山市)。
よくぞ集まっていただきました。
福山城の天守前広場で日本酒を飲むのは、若いころに会社の花見で飲んだことがあるがそれ以来のことだ。
福山初の日本酒まつりに、9月30日(金)の夜と10月1日(土)の午後に参戦した。
満員の来場客!
9月30日(金)は仕事が終わった後、仲間と一緒に5名で夜の7時過ぎ頃訪れた。
会場の飲食スペースは既に満席で、なんとか5人分の立ち飲みスペースを確保できたほど、大勢の日本酒ファンであふれていた。
客席から天守閣に向かって正面にイベントステージがあり、われわれが行った時は福山出身の歌手、「希元奈央さん」のライブパフォーマンスの真っ最中だった。
一瞬「大黒摩季」かなと思う声量でした。
10月1日(土)は広島から4人の診断士仲間がやってきて、福山組4人と合流し総勢8名で13時過ぎに参戦した。
この日も屋根のある飲食スペースは満席で、われわれ8名は炎天下のテーブルを囲んで、日本酒を大いに嗜んだ。
客席から右手には、4蔵の日本酒販売ブースがある。
ここでは、各蔵から5種類、合計20種類の日本酒が試飲できる。
また、気に入ったお酒があれば、購入できるブースもある。
客席から左手には、フードブースが並んでいる。
ただ、肉串、鶏のから揚げ、フライドポテト、ラーメンとかはあったが、もう少し日本酒に合う料理があればよかったかな。
客席のバックサイドには、鞆の浦のちくわや天ぷらなどの練物販売ブースがあり、これは酒の肴にピッタリ。
日本酒に合うし、本当に美味しかった!
備後の日本酒を堪能
今回用意された日本酒は4蔵で20種類。
小さなプラスチックのお猪口(約80mi)1杯が300円、1000円の前売り券だと5杯飲める。
2日間で結構飲んだが、20種類のうち15種類くらいは飲んだと思う。
こんなに一度にたくさんの種類の日本酒を飲んだのは初めてだ。
今思えば、どのお酒を呑んだのかちゃんと記録しておけばよかったと後悔している。
どれもそれぞれ個性があって、本当に美味しかった。
個人的には、天寶一「仲汲み山田錦吟醸」、神雷「秋上がり生酛純米酒」、超群「純米八反錦生原酒」、瑞冠「いい風 純米吟醸 雄町」が印象に残っているかな。
酒蔵の皆さん、一同に集まっていただき、本当にありがとうございました!
次回の開催を楽しみにしてます!
締めの一杯
屋外で日本酒を飲むのは久しぶりだ。
2日間、仲間と一緒に備後の日本酒を堪能できて、ホント楽しかった!
あらためて、今回集まっていただいた4つの酒蔵には感謝です。
今宵は、初めて開催された福山での日本酒まつりに「乾杯!」