6月5日(日)、小雨の中マツダスタジアムでオリックス戦を観戦した。
前日、森下暢仁(18)が好投するも、8回に逆転されて、対オリックス戦は11連敗中(涙)。
「今日こそ連敗を脱出してくれ!」と小雨にもかかわらず、多くのカープファンがつめかけた試合だった。
なのに、、、
残念ながら、実に惜しい試合だった。
3回裏、中村奨成(22)のタイムリーヒットで1点先制。
4回表に1点取られて同点にされたが、この日の先発投手アンダーソン(42)は悪くなかった。
この試合のキーポイントは、1対1で迎えた6回裏のカープの攻撃だったと思う。
この回先頭の4番マックブルーム(10)がセンター前にポテンヒット。
続く5番坂倉将吾(31)がレフトオーバーのタイムリー2塁打!
これで2対1と勝ち越し。
続く6番會澤翼(27)の内野ゴロで、1アウト3塁。
もう1点追加する絶好のチャンスだ!
続くバッターは7番堂林翔太(7)。
相手ピッチャーの宮城からは、なかなか点が取れないので、なんとしても取りたい、いや、なんとしても取りにいかなければならない1点だった。
なので、この場面スクイズもありだな、と思いながら見守っていたが、全くその気配はない。
まさかや、、、、、
結局、強攻させて空振り三振(涙)。
マツダスタジアムは一斉にため息に包まれる(ハーーー、、、)
続くバッター8番上本崇司(0)は申告敬遠で、9番アンダーソンに打順が回ってくる。
まだ、6回で82球、もう1回投げて欲しかったが、この状況では仕方ない。
ベンチの決定は代打中村健人(50)。
粘ったあげくセカンドフライで、結局もう1点が遠かった。
たらればの話になるが、もう1点取れていたら、アンダーソンはもう1回は投げてただろう。
カープとしては、勝つためには、是が非でも取りにいかなければいけない1点だった。
これで、流れがオリックスに傾いたのかもしれない。
7回表、アンダーソンの後を継いだ、塹江敦哉(36)が1アウトも取れず、2四球でケムナ誠(29)に交代。
ケムナも流れを止められず、會澤のエラーで満塁となり、あっさり逆転タイムリー2塁打を打たれる。
その後、スクイズとタイムリー内野安打でこの回4点を献上。
カープはその後1ヒットも打てず、結局2対5で敗戦。
流れって本当に怖いね。
オリックスは逆転した後でもきっちりスクイズを決めてくるのに、なんでカープはやらんのかね?
ここぞという時に、いつも強攻策に出て、点がとれない。
リリーフ陣はフォアボールでランナーをためて、打たれる。
デジャブかと思うほど、何度も見るおなじみの光景。
もうそろそろ「絶対勝つぞ!」というガッツを見せて欲しい。
泥臭くてもいい。
カープファンは、「カープの勝利」を待っている!
雨にも負けず!
今回は広島駅到着時から小雨が降っていたので、ポンチョを覚悟していた。
赤いポンチョは雨の日の必需品だ。
覚悟して座席に座ると、なんと雨が当たらないではないか。
ふと見上げると、屋根がある。
今回の座席は1塁側内野2階席の18列目。
前の17列目の皆さんはポンチョが必要だが、ラッキーにもわれわれは不要だった。
こういうところに運を使ったことが、いけなかったのかなー?
でも、雨を気にせず、ビールとつまみを片手に、仲間と楽しくカープ観戦できた一日だった。
締めの一杯
今年のマツダ観戦は4度目。
初黒星で、2勝1敗1分となった(雨天中止も1試合あり)。
カープは今回の試合終了時点で、28勝28敗2分、首位ヤクルトと7.5ゲーム差、2位巨人と3.5ゲーム差の3位。
交流戦は今だ3勝(9敗)で両リーグで最下位。
交流戦もあと6試合(敵地で楽天3試合、西部3試合)を残すのみ。
なんとか、勝ちにこだわった、粘り強い戦いをして、後半戦に繋がる試合をして欲しいと切に願っている。
今宵は、後半戦のカープの巻き返しを祈念して、仲間と残念会をした「電光石火」のお好み焼きで「乾杯!」