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「酒」の章

ミニかんすけ 匠

日本酒のあつ燗を飲みたいけど、温めるのが面倒くさいと思う時がある。

また、せっかく燗をつけたのに飲んでるうちに冷めてしまうこともよくある。

そんな煩わしさを解消すべく、この冬、楽にあつ燗ができて、しかも冷めない秘密兵器を手に入れた。

サンシンさんが販売している「ミニかんすけ 匠」である。

「ミニかんすけ 匠」とは?

陶器に熱湯を入れてチロリでお酒を温めるという、いたって操作は簡単。

しかも、すぐに温まり、保温性もいいという優れものである。

チロリは、熱伝導に優れている錫でできており、富山の錫食器メーカー「能作」さんの手作り。

お酒は2合まで入り、蓋もついている。

お湯をいれてチロリを温める陶器のつぼは、岐阜県多治見市の職人さんの手作り。

持ち運び用の木枠は、神奈川県の職人さんの手作りで、見た目も趣がある。

食卓においても場所をとらない。

写真左から、チロリ、陶器のつぼ、木枠

実験してみた

実際に1合(180cc)の日本酒を温めてみた。

陶器のつぼに沸騰した95℃のお湯を360㏄(日本酒の倍の量)入れて、チロリに入れた日本酒を温めた。

さて、どのくらいであつ燗ができて、いつまで温度が保てるのか?

温める日本酒は冷蔵庫から出してすぐの9.7℃の状態から温めスタート。

1分後 23.5℃

2分後 39.6℃ (2分でもう「ぬる燗」)

3分後 47.5℃

4分後 51.2℃ (4分足らずで「熱燗」のできあがり)

5分後 52.9℃

8分後 54.7℃ (このあたりが最高温度)

10分後 54.5℃

15分後 53.7℃

20分後 52.6℃

25分後 51.5℃

30分後 50.4℃ (ここで実験終了)

いいね! ミニかんすけ

「ミニかんすけ 匠」はお湯をわかして、3分であつ燗ができる。

まさに、カップヌードル並みの早さ!

しかも、保温性がいいので、冷めずにずっとあつ燗が楽しめる。

価格は2万円くらいしたが、あつ燗好きには最高のお助けマンである。

では、今宵もあつ燗で一杯!

作成者: めんさん

広島県福山市在住の中小企業診断士。広島県中小企業診断協会正会員。カープを科学する研究会会員。知的資産経営研究会会員。
日本酒学講師(SSI認定)/唎酒師(SSI認定)/国際唎酒師(SSIインターナショナル認定)/焼酎唎酒師(SSI認定)。
日本酒好き、特に広島のお酒。
広島カープ、ユニコーン、名探偵コナンの大ファン。
趣味は飲み歩き。

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