2025年4月6日(日)、13時30分試合開始のDeNAとのデーゲーム観戦のため、マツダスタジアムを訪れた。
先週に続いて今季早くも2戦目の観戦である。
この日は対DeNA3連戦の3戦目。
1戦目は、先発森下暢仁(18)がDeNA牧に先制2ランホームランを打たれるも、その後はしっかり抑えて、打線が12安打8得点で逆転勝利、8-2。
2戦目は、相手投手の東を攻略し8回を終わって6-2と勝利目前だったが、9回表に栗林良吏(20)のまさかの乱調で6-7と逆転される。
しかし、カープは9回裏に同点に追いつき、延長11回裏、田村俊介(60)の代打サヨナラホームランで劇的な勝利をおさめ、8-7。
そして、同一カード3連勝がかかったこの日の試合、序盤に先制するも中盤以降徐々に追い上げられ、最後は栗林良吏(20)で辛くも逃げ切って、7-6で勝利!
今季初の同一カード3連勝をもぎとった。
1点差でも勝ちは勝ち!
むしろ1点差ゲームに強いチームが優勝するのだ!

早くも2勝目の森翔平!
この日の先発を託されたのは、一週間前の対阪神戦でカープに今季初勝利をもたらした、若きエース森翔平(16)。
3回までは完璧なピッチングで、パーフェクトに抑える。
しかし、勝ち投手の権利がかかった5回表、疲れからか少し球が高めに浮いてきたところで3連打を浴びて3点献上!
森翔平は、続く6回表に2アウト1、2塁のピンチを招き、森浦大輔(13)と交代。
森浦は、きっちり後続を抑えて、5-3とリードを守った。
その後、7回島内颯太郎(43)無失点、8回ハーン(68)1失点、9回栗林良吏(20)2失点と綱渡りの継投だったが、7-6で見事勝利!
森翔平は、5回3分の2、88球、被安打5、死球2、奪三振5、自責点3で今季2勝目を飾った。

3試合で23得点!好調な打撃陣!
カープは今、秋山翔吾(9)、坂倉将吾(31)そして開幕戦で4番を務めたモンテロ(95)が故障中!
ただでさえ得点力不足が問題視されるのだが、その不安をよそに打線が予想外の好調さを見せている!
この日は、末包昇大(52)とファビアン(61)が大活躍!
カープの先制は2回裏、先頭バッターの5番末包がセンター前ヒットで出塁。
続く6番ファビアンが右中間への2塁打を放ち、ノーアウト2、3塁のチャンス。
7番菊池涼介(33)が倒れたあと、8番石原貴規(32)の深いショートゴロの間に末包が生還してカープ先制、1-0。
追加点は3回裏、この回先頭の1番野間峻祥(37)はヒットで出るも、続く2番矢野雅哉(4)がファーストゴロでランナー入れ替わる。
3番小園海斗(5)の打席で矢野が盗塁失敗で、2アウトランナー無し。
ところが、ここからが今年のカープの昨年と違うところ。
小園はしぶとくフォアボールを選んで塁に出ると、すかさず盗塁して、2アウト2塁で追加点のチャンス。
続くバッターはこの日4番に抜擢された田村、ショートへの内野安打で2アウト1、3塁。
このチャンスで、前日ホームランを含む3打点の活躍の5番末包、レフトへのタイムリーヒットで2-0。
さらに、6番ファビアンが右中間へ2点タイムリーヒットを放って、4-0とリードを広げる。
今年のカープはまだまだ終わらない。
2アウト2塁のチャンスで、7番菊池がレフト前にタイムリーヒットを放って、5-0。
この時点では、この後DeNAの猛攻を受けることを知る由もなく、勝利を確信したのだが、やっぱりDeNA打線はあなどれん・・・

その後、5-4と1点差に迫られたが、8回裏、1アウト1塁で途中出場の9番大盛穂(59)がライト戦へ2ベースヒットを放って、1アウト2、3塁。
続く1番野間がサードへのタイムリー内野安打で、6-4。
さらに、1アウト2、3塁のチャンスで2番矢野がライト前にタイムリーヒットを放って、7-4。
この後、追加点のチャンスは逃したが、この2点は大きかったね。
9回表、抑えの栗林が2点を取られるも、7-6で逃げ切った!
この3連戦の勝利の要因は、3試合で23得点を叩き出した好調な打撃陣だ。
一方、不安要素は中継ぎのハーン(68)と抑えの栗林(20)。
ハーンは、4月2日のヤクルト戦で、8回裏に3点差を守れずに先発大瀬良大地(14)の今季初勝利をフイにした。
また、この日も8回表に3本のヒットで1点取られるなど、まだ不安定だ。
もっと不安なのは、抑えの栗林、前日と合わせて2試合で7失点!
早く本来の調子を取り戻してほしい。
ハーンと栗林の復調なしに、カープの優勝は難しいだろう。

締めの一杯!
ともあれ、今季初の同一カード3連勝は素直にうれしい。
打撃陣も13安打で7得点!
「宮島さん」の大合唱とカンフーバットのハイタッチを6回もさせてもらった!
今宵は、自身の今季2勝目に「乾杯!」
