9月29日(金)、岐阜県の高山市を訪れて、ワカコ酒の聖地巡礼をおこなった。
※コチラのブログの続きです:ワカコ酒の聖地巡礼 飛騨牛編 – 百聞は一献に如かず (men-san.com)
ランチは、「焼肉ハウス 味蔵天国」で「飛騨牛盛り定食」をいただき、おなかは満腹状態。
午後からは、ワカコさんが巡った高山市にある7つの酒蔵を訪れてみようではないか(ワカコさん風)。
最初に訪れたのは、舩坂(ふなさか)酒造店さん。
創業は江戸末期で、200年以上の歴史を持つ伝統ある酒蔵だ。

舩坂酒造店 「特別純米 深山菊」
観光スポットの「赤い中橋」の近くにあるためか、中に入ると多くの観光客(特に西洋系の方)であふれていた。
試飲するには、まずコインを購入する必要がある。
100円で1枚、500円で6枚、1000円で13枚と沢山買うとお得になる仕組みだ。
そして、試飲に必要なお猪口を1コインで買って、試飲は1回につき1コイン必要だ。
ワカコ酒では、100円で3種類の試飲ができるようになっていたが・・・
やはり、3年も経つと物価も上がってるね。
3種類の試飲をするには、今では400円必要ということだ。

この後、6つの酒蔵を回らないといけないので、ここではワカコさんも試飲した「特別純米 深山菊」をいただく。
コインを入れてボタンを押すと、お猪口にお酒が注がれる。
高山で飲む初めての日本酒である。

「特別純米 深山菊」のスペックは以下の通り。
〇原料米:ひだほまれ
〇精米歩合:60%
〇酵母:G酵母(岐阜県が開発した酵母)
〇アルコール度:15度
〇日本酒度:+5
純米酒本来のコクに加えて、キレを感じる美味しいお酒だ。
燗酒に合うということなので、次回はぜひぬる燗でいただきたい。
2軒目は、舩坂酒造店さんの真向かいにある原田酒造店さんへ。
原田酒造店さんも、江戸時代から続く伝統ある酒蔵である。

原田酒造店 「花酵母造り 純米吟醸」
ワカコ酒では、350円のお猪口を買うと、全種類(ただし、番組では何種類かわからなかったが)のお酒が試飲可能だったが、はたして・・・
今は、450円でお猪口を買うと、9種類の日本酒と、2種類の焼酎の試飲が可能だ。
ただし、「各種類試飲は1回だけ」という条件はある。
とは言っても、これだけの日本酒を試飲したら、酔っぱらって次に行けなくなるではないか(汗)。

試飲は、冷蔵ケースにあるお酒を選んで、自分で好きな量をお猪口に注ぐ。
なので、自分で量を加減しないと、次に行く前に酔っぱらってしまう。
ここでは、ワカコさんが試飲した「山車 純米吟醸 花酵母造り」も当然試飲させていただいた。

「山車 純米吟醸 花酵母造り」のスペックは以下の通り。
〇精米歩合:55%
〇酵母:アベリア花酵母 AB-2
〇アルコール度:15~16度
〇日本酒度:+4
〇酸度:1.5
商品の説明書きにもあるように、確かに爽やかなリンゴの香りが特徴のお酒だ。
ややフルーティーな味わいとスッキリした後口で、とても飲みやすい。
しかし、ここで長居をしているわけにはいかない。
3軒目は、ここから少し歩いて、7つの酒蔵の中では高山駅から一番離れている平瀬酒造店さんへ向かう。
ここまで来ると、観光客の数は一気に減る。
平瀬酒造店さんは、なんと400年の歴史を持つ7つの酒蔵の中では一番古い老舗だ。

平瀬酒造店 「久寿玉 純米生酒」
ワカコ酒では、普通に有料試飲があって、ワカコさんが2種類のお酒を試飲していたが、はたして・・・
今では、500円のお猪口を買うと、26種類の日本酒が試飲できる。
ただし、1種類につき試飲は1回で、30分という時間制限はある。
とは言え、26種類全部は飲めんじゃろー(苦笑)。
店員さんから、「たまにべろべろになって歩けない人がいますから、気をつけてください」と優しいアドバイスがあった。
そうじゃろうーな(納得)。

ここも、試飲の冷蔵ケースから自分で選んで、お猪口に注ぐスタイル。
一応、お店の人からは、「純米生酒」→「手作り純米」→「ひだほまれ純米大吟醸」の順番に飲むと、お酒の熟成と精米歩合の違いが楽しめておススメだという説明を受ける。
ここでは、ワカコさんが試飲した「久寿玉 純米生酒」も当然いただく。

「久寿玉 純米生酒」のスペックは以下の通り。
〇原料米:ひだほまれ(岐阜県産)
〇精米歩合:60%
〇アルコール度:15.5%
〇日本酒度:+5
〇酸度:1.5
さわやかな香りとお米本来の旨味を感じつつ、生酒特有のみずみずしい味わいのお酒だ。
でも、この時期に生酒が飲めるとは珍しいな。
日本酒度+20のお酒(番外編)
平瀬酒造店さんで、スゴイ日本酒を試飲した。
「久寿玉 超辛口ひやおろし」。
日本酒度が+20で、アルコール度も20%と原酒を超える濃度だ。
日本酒度+20のお酒に、初めて出会ったかも!
味は、超辛口にふさわしくかなりスッキリしているが、意外にもお米の旨味もあって、これからの秋の料理にぴったりな感じだ。


締めの一杯!
今回はワカコ酒の聖地巡礼として、高山市にある7つの蔵のうち3つ蔵を紹介した。
まだまだ、聖地巡礼は続く。
今宵は、初めて飲む高山のお酒に「乾杯!」。
