6月24日(土)、この日は知的資産経営研究会ひろしまのメンバーによる今シーズン4回目のマツダ観戦ツアーの日。
昨年から始まった当研究会のマツダ観戦ツアー。
昨年は3試合観戦して、残念ながら全敗!
今年は昨年の反省からか、メンバーみんなのおこないがよく、ここまで3戦3勝!
4月8日対巨人戦(〇6-3)、5月27日対ヤクルト戦(〇4-1)、6月17日対埼玉西武戦(〇6-4)で、これまでは研究会観戦ツアーで負けなし!
この日は、わが研究会の4戦全勝をかけて全力応援で臨んだ試合だったのだが・・・
3対1で巨人に快勝!
今年度の当研究会のマツダ観戦ツアーは、4戦全勝と昨年と真逆の結果となった。
カープもこの調子で優勝目指して突き進んで欲しい。
大瀬良、7回無失点の好投!
この日の大瀬良大地(14)は、やや不安定な立ち上がりだった。
1回表、1アウト後に2番吉川にライト前ヒットを打たれると、2塁へ盗塁を許す。
その後2アウト3塁となり、4番の岡本がセンターへかなり鋭いライナー性の打球を放つ。
一瞬「やられた!」と思ったが、センターの秋山翔吾(9)が打球をグラブの先っぽで捕球して3アウト。
冷や汗もんだったが、なんとかピンチを乗り切った。
2回表は、1アウト後、中田にライト線に2塁打を打たれて、またも得点圏にランナーを許すも、後続のバッターを抑えて、この回も無失点で切り抜ける。
4回表は、先頭の3番秋広に左中間を抜ける2塁打を打たれて、ノーアウト2塁のまたまたピンチを迎えるが、続く4番岡本、5番丸、6番中田を抑えて、この回も無失点で切り抜ける。
大瀬良はピンチを迎えるも、粘り強く後続を打ち取り、打たれたヒットはこの3本だけ。
5回、6回、7回は、安心してお酒を楽しめるほどのナイスピッチングだった。
終わってみれば、被安打3、無四球、9奪三振で、7回無失点という素晴らしい投球内容で先発の役目を終えた。
あとは、中継ぎと抑えに勝利を託すのみ。
秋山の不振をカバーする打撃陣!
一方の打撃陣は、巨人先発のメンデスに1回、2回と一人もランナーを出せにず苦しんでいた。
しかしながら、3回裏、8番堂林翔太(7)が1アウト後レフトスタンドに先制のソロアーチ!
1回、2回とも抑えられていて、フラストレーションが溜まっていたカープファンの「宮島さん」の大合唱で、マツダスタジアムは一気に盛り上がる!
♪今日もカープは、かーち、かーち、かっちかち♪
続く4回裏、先頭の2番上本崇(0)がライト前ヒットで出塁すると、相手バッテリーのパスボールで2塁へ。
不振の秋山翔吾(9)は三振に倒れたが、上本が3塁へ盗塁を決めて、1アウト3塁。
この上本の盗塁は、全くそういう素振りを見せずに決めた見事な走塁だった。
そして、頼れる4番バッター、西川龍馬(5)!
西川は、ここで期待に応える勝利の一撃!
1塁線を破るタイムリー3ベースで1点追加、2対0。
1アウト3塁でチャンスは続く。
5番デビッドソン(95)がフォアボールを選び、1アウト1、3塁となる。
そして、6番末包昇大(52)がレフト前にしぶとくヒットを放ち、3対0。
久しぶりの勝利を目指す大瀬良にとって、大きな援護点になった。
前半戦に絶好調だった秋山は、交流戦以降は打率1割台と苦しんでおり、復活が期待されたが、この日も4打数ノーヒットに終わった。
でも、今年のカープは「家族一丸」を合言葉に、決して派手な勝ち方ではないが、接戦をものにする野球ができている。
最後は矢崎が締める!
大瀬良の後を継いだ投手陣は、8回表が島内颯太郎(43)。
3安打を打たれるも犠牲フライの1点だけで踏みとどまる。
9回表は、栗林に代わって抑えを任されている矢崎拓也(41)。
持ち味でもある「ふてぶてしい風貌」で、この日もきっちり3人で抑えてゲームセット!
3対1で見事巨人に勝利し、前日3対5で負けた悔しさを晴らした。
締めの一杯!
カープは翌26日(日)も、森翔平(16)が今シーズンの初先発を初勝利で飾った(3対2で勝利)。
交流戦を5割で乗り切ったカープの交流戦後最初のカードは、交流戦11勝7敗で好調だった巨人。
その巨人相手に2勝1敗で勝ち越したのは大きい。
6月25日終了時点でカープは、35勝32敗で、首位DeNAと4.5ゲーム差の3位につけている。
さて、いよいよ6月27日からは、マツダスタジアムで首位DeNAを迎えての3連戦。
ここで勝ち越して、首位浮上のきっかけにして欲しい。
今宵は、71日ぶり3勝目の大瀬良大地に「乾杯!」