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「赤」の章

「逆転のカープ」復活で首位浮上! 対ヤクルト戦

4月16日(日)、晴れのち曇り、ときどき小雨、ときどき雷のマツダスタジアム。

この日は、先発の玉村昇悟(65)と前日逆転サヨナラホームランを打った秋山翔吾(9)の誕生日。

この日は、5点差をひっくり返して、前日に続く劇的な逆転勝利で、開幕3連敗を喫したヤクルトを3タテ!

「逆転のカープ!」復活を予感するナイスゲームだった。

誕生日登板の玉村だったが・・・

不調の玉村を救ったリリーフ投手陣!

この日の玉村は、誕生日で気負ったか、リズムが悪かった。

先頭バッターの濵田に対して、打ち取ったはずの打球が、高いバウンドの内野安打になったことでリズムを崩したか?

1回表、4安打、3四球(押し出し含む)で5失点。

カープは初回から5点のビハインドを背負う苦しい展開に。

玉村はその後はきっちり抑えたのだが、3回裏に打順が回ってきたところで代打を出されて無念の交代となった。

でも、この日は中継ぎ投手陣が頑張った。

4回、5回はアドゥワ誠(38)、6回はケムナ誠(29)の「ダブル誠」がそれぞれ2安打を打たれながらも無失点で抑えて、6回裏の同点劇を呼び込む。

7回はターリー(68)、8回は松本竜也(45)がそれぞれ無安打、無失点で切り抜け、勝ち越しに成功する。

最後は、栗林良吏(20)が3人できっちり締めて、ゲームセット。

昨年は、中継ぎ陣が打たれて負けた試合も多かったので、この日の様な試合展開ができると、優勝も見えてくるぞ!

玉村も、今回の反省を生かして、次回はきっちり投げてくれるはずだ。

ちなみに、勝利投手はターリー(1勝0敗1S)、セーブは栗林(0勝1敗5S)。

栗林は早くも5セーブ目だ。

5回終了時点で降雨により中断。時折雷と稲妻も!

広輔の同点満塁ホームランで球場は最高潮に!

初回から5点を追いかける苦しい展開だったが、なぜか負ける気はしなかった。

9回裏、1点ビハインドで2アウト、ランナーなし、相手ピッチャーは抑えの田口で、ほぼ敗戦が濃厚だった前日の試合。

代打堂林翔太(7)のフォアボールのあと、秋山が初球をレフトスタンドへ逆転サヨナラホームランで勝利!

以前カープが3連覇した2016~2018年当時の「逆転のカープ!」を思い起こさせるような試合だった。

なので、5点差あっても、選手もファンも諦めない!

この日も絶対やってくれると信じていた。

まずは4回裏、ノーアウトから秋山が3塁打を放ち、マックブルーム(10)がライトへ犠牲フライでまずは1点返す。

6回裏は、秋山がヒットで出塁、1アウト後、西川龍馬(5)もヒットで続く。

その後、2アウトとなったが、坂倉将吾(31)がフォアボールで満塁として、バッターは8番田中広輔(2)。

代打松山も考えられたこの場面、新井監督は広輔を信じて打席へ送り出す。

チャンステーマが鳴り続く。

「広輔、なんとかしてくれ!」とファンの声援にも力がはいる。

そして、1ボールの後の2球目、快音と共に打球はライトスタンドへ!

同点となる満塁ホームラン!

スタジアムは歓喜と歓声に包まれる。

そこら中の人と、カンフーバットでハイタッチを交わす。

そして「宮島さん」の大合唱!

「今日もカープは かーち かーち かっちかち!」

「バンザーイ バンザーイ バンザーイ!」

再度カンフーバットでハイタッチ。

まだ同点だが、既に勝った気になっていた。

中継ぎ投手陣が無失点でふんばる中、好調な打撃陣もがんばる。

7回裏、先頭の代打小園海斗(51)が今シーズン初安打となる3塁打で出塁。

田中広輔の活躍に、刺激されたんじゃろうね。

続く好調秋山は敬遠されたが、マックブルームがセンターへこの日2本目となる大きな犠牲フライで1点勝ち越し。

8回裏は、1アウトから坂倉がライトスタンド中段に飛び込むホームランで1点追加。

これで勝利を確信した。

9回は栗林がおるけえのぉ。

9回は栗林が3人で抑えて、ヤクルトを3タテ

アキ、カープに来てくれてありがとう!

この日4月16日は、玉村と秋山の誕生日。

玉村は悔しい登板となったが、秋山は3打数3安打の大活躍。

この日終了時点で、打率4割6分8厘(ホームラン1、打点9)でセリーグの首位打者に立っている。

昨年はシーズン途中でカープに入団して、十分な活躍はできなかったが、今年は開幕から絶好調だ。

もし、秋山がいなかったら、今年のカープはどうなっていたか?

想像するだけでも恐ろしい。

アキ、カープに来てくれてありがとう!

今年は背番号が良く見えない「まっかっか」の秋山の新ユニフォームで応援している。

そして、カープで2,000本安打を達成して欲しいと強く願う!

「まっかっか」の新ユニフォーム(ビジター用)

締めの一杯!

この日終了時点で、カープは13試合を戦って、8勝5敗、同率2位のDeNA、阪神と0.5ゲーム差の単独首位!

開幕戦から4連敗で心配したが、それ以降投手陣は先発、中継ぎ、抑えが機能しているし、打線も繋がっている。

「逆転のカープ!」が復活した兆しもある。

2018年以来の優勝めざして、頑張れカープ!

今宵は、ヤクルト戦3連勝と首位浮上、それと玉村と秋山の誕生日に「乾杯!」

3人のヒーローインタビュー(左から、マックブルーム、バースデーケーキ帽子の秋山、田中広輔)
今年は新井監督一色のメインゲート前コンコース

作成者: めんさん

広島県福山市在住の中小企業診断士。広島県中小企業診断協会正会員。カープを科学する研究会会員。知的資産経営研究会会員。
日本酒学講師(SSI認定)/唎酒師(SSI認定)/国際唎酒師(SSIインターナショナル認定)/焼酎唎酒師(SSI認定)。
日本酒好き、特に広島のお酒。
広島カープ、ユニコーン、名探偵コナンの大ファン。
趣味は飲み歩き。

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